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$ nohup find . -type d -empty -print > emp_dir & [1] 1570
nohupコマンドで、実行させるコマンド「find . -type d -empty -print > emp_dir」を指定し、バックグラウンドで実行する「&」を付けて実行すると、コマンドがバックグラウンドで実行されて、ユーザがログアウトしても実行されているコマンドにハングアップシグナルが送られずにコマンドが最後まで実行される。
ただし、マシンがシャットダウンされれば実行が止まり、再起動してもそのコマンドが続けて実行されることはない。
標準出力と標準エラー出力は `nohup.out' へ追加書き込みモードでリダイレクトされる。
コマンド実行を途中で中止する場合は、killコマンドでプロセスを終了させる。プロセス番号は、コマンド実行時に表示される。この例の場合は「1570」がプロセス番号である。
findコマンドで、カレントディレクトリ「.」にあるディレクトリのうちで空のディレクトリを検索し、表示する。その結果をファイル「emp_dir」に出力する。