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$ sleep 180; lpr file1.txt
sleepコマンドで停止時間「180」秒を指定し、処理終了後に次のコマンドを実行させるために「;」、印刷コマンドの「lpr」と印刷ファイル「file1.txt」を指定する。180秒後にlprコマンドが実行される。
時間指定は、何も単位を付けずに数字だけを指定した場合は「秒」と解釈される。
時間指定に付ける単位 | |
時 間 | 単 位 |
秒 | s |
分 | m |
時間 | h |
日 | d |
$ (sleep 180 ; lpr file1.txt) & [1] 1481
複数のコマンドを1つのコマンドとして実行するために、「()」でコマンドのグループ化を行う。また、sleepコマンドを実行すると、指定時間だけターミナルが動作を止めてしまうので、実際にはこれらのコマンドをバックグラウンドで実行するため、&を付ける。
バックグラウンドで実行した場合、プロセス番号を返してくる。この場合、「1481」がプロセス番号である。このコマンドの実行を中止する場合は、このプロセス番号を指定してプロセスを終了させる。