▼すべてを開く。
▲すべてを閉じる。
$ diff -y -W 80 original.txt modified.txt diff diff 2つのファイルを比較してその違いを出力 2つのファイルを比較してその違いを出力 両方のファイルに存在する行 両方のファイルに存在する行 originalファイルにだけ存在する行 < > modifiedファイルにだけ存在する行 何らかの変更があった行 | なにか変更があった行
diffコマンドで-yオプション、-wオプションと桁数「80」、元ファイル「original.txt」と変更後のファイル「modified.txt」を指定すると、2つのファイルの差分をside-by-side 形式で横幅80桁で出力する。
side-by-side 形式では、元ファイルと変更後のファイルが2列で表示され、2つのファイルの間にマーカーが付けられる。ファイル間に付けられるマーカーの意味
マーカー | 意 味 |
---|---|
` ' | 対応する行が共通、同一である |
| | 対応する行が異なる |
< | 1番目のファイルにだけこの行が存在する |
> | 2番目のファイルにだけこの行が存在する |
( | 1 番目のファイルにだけこの行が含まれているが、違いは無視される。 |
) | 2 番目のファイルにだけこの行が含まれているが、違いは無視される。 |
\ | 対応する行が異なる。1番目の行だけに行末の改行がない。 |
/ | 対応する行が異なる。2番目の行だけに行末の改行がない。 |
$ diff -y -W 80 --left-column original.txt modified.txt diff ( ( 2つのファイルを比較してその違いを出力 ( ( 両方のファイルに存在する行 ( originalファイルにだけ存在する行 < ( > modifiedファイルにだけ存在する行 ( 何らかの変更があった行 | なにか変更があった行
diffコマンドで、-yオプション、-Wオプションでコラム数を80、--left-columnオプション、元ファイル「original.txt」と変更後のファイル「modified.txt」を指定すると、差分の共通行を左側にのみ表示するside-by-side 形式になる。