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$ tar -cf /tmp/masa_home.tar masa >& /dev/null
tarコマンドで-cfオプション、保存先、アーカイブするディレクトリを指定し、リダイレクト「>&」で標準エラー出力を「/dev/null」を指定する。これで、エラー出力が画面に表示されずにヌルデバイス「/dev/null」に送られることで破棄される。
普通にコマンドを実行すると、以下のようにエラーが出力される。
tarコマンドで-cfオプション、保存先、アーカイブするディレクトリを指定する$ tar -cf /tmp/masa_home.tar masa tar: masa/work/dir1~~/file2~: open 不能: 許可がありません tar: 処理中にエラーが起きましたが、最後まで処理してからエラー終了させました
「>&」は、標準エラー出力の変更を意味する。標準エラー出力は、画面に設定されているので、これを変更してファイルやデバイスなどにする時に利用する。シェルがこれを解釈してコマンドを実行する。
「>&」は、標準エラー出力の変更を意味するキャラクタで、標準出力と標準エラー出力の両方を変更する。シェルがこれを解釈してコマンドを実行する。
標準出力と標準エラー出力を分けて出力する場合は、まず標準出力をファイルに出力してから標準エラー出力をファイルに出力する。