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$ ls -lR drwxr-xr-x 2 masa users 4096 6月 12 17:43 dir1 -rw-r--r-- 1 masa users 256 6月 12 17:26 file1.txt ./dir1: 合計 0 -rw-r--r-- 1 masa users 256 6月 12 17:43 file1.txt
$ rm -r dir1
rmコマンドで-rオプションを指定して削除するディレクトリ「dir1」を指定すると、ディレクトリ「dir1」が削除される。ディレクトリの中にあるファイルも同時に削除される。
コマンドの実行結果を見る$ ls -lR -rw-r--r-- 1 masa users 256 6月 12 17:26 file1.txt
所有権が自分または自分の属するグループ以外の他人のディレクトリは削除できない。
削除できるファイル |
---|
ディレクトリの所有権が自分にあり、かつ書き込み許可がある |
ディレクトリの所有権が自分と同じグループのユーザにあり、かつ書き込み許可がある |
ディレクトリに書き込み許可がない場合、削除してもよいか問い合わせてくる。
lsコマンドで削除するディレクトリを見る$ ls -l dr-xr-xr-x 2 masa users 4096 6月 12 18:52 dir1
$ rm -r dir1 rm: remove write-protected ディレクトリ `dir1'? y
削除してもよい場合は「y」[Return]を入力、削除しない場合は「n」[Return]を入力する。
rmコマンドのオプション | |
オプション | 意 味 |
---|---|
-r | ディレクトリの中身を再帰的に削除する |
$ rm -rf dir1
rmコマンドで-rオプションと-fオプションを指定して削除するディレクトリ「dir1」を指示すると、ディレクトリ「dir1」が削除される。この「dir1」の下にファイルやディレクトリがあっても、すべて削除される。
-fオプションがあるので、アクセス権が書込み禁止になっている場合でも削除してもよいかの問い合わせはない。
ただし、所有権が自分または自分の属するグループ以外の他人の物は削除できない。
rmコマンドのオプション | |
オプション | 意 味 |
---|---|
-r | ディレクトリの中身を再帰的に削除する |
-f | 削除の確認なしに強制削除する |