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$ df -i Filesystem Iノード I使用 I残り I使用% マウント位置 /dev/hda2 1612512 146621 1465891 10% / /dev/hda1 26104 55 26049 1% /boot none 14647 1 14646 1% /dev/shm
dfコマンドに-hオプションを付けて実行すると、i-ノードの使用状況を表示する。
ディスク容量に空きがあっても、i-ノードを使い果たして新たにファイルを作成できない場合がある。ファイルの新規作成ができなくなったり、コピーができなくなったりした場合、ディスクの空き容量のチェックとiノードのチェックが必要である。 通常のディスク容量使用率とI使用率は大きく異なる。Filesystem | I使用 | I残り | I使用% | マウント位置 | |
---|---|---|---|---|---|
デバイス名 | 既に使用されたiノード数 | 使用できる |
使用された比率 | ファイルシステムがマウントされている位置 |
$ df -a Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/hda2 12689724 3535660 8509456 30% / none 0 0 0 - /proc none 0 0 0 - /dev/pts usbdevfs 0 0 0 - /proc/bus/usb /dev/hda1 101089 28642 67228 30% /boot none 58588 0 58588 0% /dev/shm /dev/cdrom 638478 638478 0 100% /mnt/cdrom
dfコマンドに-aオプションを付けて実行すると、サイズが 0 ブロックのファイルシステムやタイプが `ignore' または `auto' のファイルシステムをリスト表示に含める。 これらの情報は、デフォルトでは省かれる。
Filesystem | タイプ | 1K-ブロック | 使用 | 使用可 | 使用% | マウント位置 |
---|---|---|---|---|---|---|
デバイス名 | ファイルシステムの種類 | 1024バイトを1ブロックとしたファイルシステムのブロック数 | 既に使用されたブロック数 | 使用できるブロック数 | 使用された比率 | ファイルシステムがマウントされている位置 |
説 明 | |
/dev/hda1 | ハードディスクのパーティーション |
usbdevfs | USBデバイスのファイルシステム |
none | HDDなどのような物理的なデバイスではなく、HDDのパーティーションの中などに存在するファイルシステム。物理的なデバイスとしては存在しないので「none」となる。 |
iso9660 | CD-ROMのファイルシステム |
hfs | Macのファイルシステム |
$ df -h Filesystem サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 /dev/hda2 13G 3.4G 8.2G 30% / /dev/hda1 99M 28M 66M 30% /boot none 58M 0 58M 0% /dev/shm
dfコマンドに-hオプションを付けて実行すると、各サイズに単位を付けて表示する。
1Kバイトは1,024バイト、1Mバイトは1,048,576バイト、1Gバイトは1,073,741,824バイトであるため、実際の容量とは異なる値(少なめ)に表示される。
Filesystem | サイズ | 使用 | 残り | 使用% | マウント位置 |
---|---|---|---|---|---|
デバイス名 | ファイルシステムの容量 | 既に使用された容量 | 使用できる容量 | 使用された比率 | ファイルシステムがマウントされている位置 |
$ df Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/hda2 12689724 3535660 8509456 30% / /dev/hda1 101089 28642 67228 30% /boot none 58588 0 58588 0% /dev/shm
dfコマンドを実行すると、現在マウントされている全ファイルシステムの使用量と使用可能量を表示する。
Filesystem | 1K-ブロック | 使用 | 使用可 | 使用% | マウント位置 |
---|---|---|---|---|---|
デバイス名 | 1024バイト1ブロックとしたファイルシステムのブロック数 | 既に使用されたブロック数 | 使用できるブロック数 | 使用された比率 | ファイルシステムがマウントされている位置 |
実際の容量は、ブロック数に1024バイトを掛けた値になる。
/dev/hda2の実際の総容量は、12689724 x 1024 = 12,994,277,376 バイトである。
1024バイトを1kとした場合は、表示された数値にkを付ければよい。
$ df -m Filesystem 1M-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/hda2 12393 3453 8311 30% / /dev/hda1 99 28 66 30% /boot none 58 0 58 0% /dev/shm
dfコマンドで-mオプションを指定すると、メガバイト (1,048,576 バイト) ブロック単位でサイズを表示する/dev/hda2の実際の総容量は、12393 x 1,048,576 = 12,995,002,368と計算され、12,995MBとなる。
Filesystem | 1M-ブロック | 使用 | 使用可 | 使用% | マウント位置 |
---|---|---|---|---|---|
デバイス名 | 1,048,576バイトを1ブロックとしたファイルシステムのブロック数 | 既に使用されたブロック数 | 使用できるブロック数 | 使用された比率 | ファイルシステムがマウントされている位置 |
$ df /dev/hda1 Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/hda1 101089 28642 67228 30% /boot
dfコマンドで、ファイルシステム「/dev/hda1」を指定すると、指定したファイルシステムの使用状況が表示される。
Filesystem | タイプ | 1K-ブロック | 使用 | 使用可 | 使用% | マウント位置 |
---|---|---|---|---|---|---|
デバイス名 | ファイルシステムの種類 | 1024バイトを1ブロックとしたファイルシステムのブロック数 | 既に使用されたブロック数 | 使用できるブロック数 | 使用された比率 | ファイルシステムがマウントされている位置 |
$ df -l Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/hda2 12689724 3535660 8509456 30% / /dev/hda1 101089 28642 67228 30% /boot none 58588 0 58588 0% /dev/shm
dfコマンドに-lオプションを付けて実行すると、ローカルに接続されたファイルシステムの情報だけを表示する。
Filesystem | タイプ | 1K-ブロック | 使用 | 使用可 | 使用% | マウント位置 |
---|---|---|---|---|---|---|
デバイス名 | ファイルシステムの種類 | 1024バイトを1ブロックとしたファイルシステムのブロック数 | 既に使用されたブロック数 | 使用できるブロック数 | 使用された比率 | ファイルシステムがマウントされている位置 |