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$ diff -u original.txt modified.txt --- original.txt 2005-07-20 16:43:24.000000000 +0900 +++ modified.txt 2005-07-20 16:43:30.000000000 +0900 @@ -3,7 +3,7 @@ 2つのファイルを比較してその違いを出力する。 両方のファイルに存在する行 -originalファイルにだけ存在する行 +modifiedファイルにだけ存在する行 -何らかの変更があった行 +なにか変更があった行
diffコマンドで-uオプション、元ファイル「original.txt」と更新ファイル「modified.txt」を指定すると、2つのファイルの差分をunified形式で出力する。
unified形式では、元ファイルと更新ファイルの該当部分を並べて表示する。元ファイル「original.txt」の内容 | 更新ファイル「modified.txt」の内容 |
diff | diff |
2つのファイルを比較してその違いを出力する。 | 2つのファイルを比較してその違いを出力する。 |
両方のファイルに存在する行 | 両方のファイルに存在する行 |
originalファイルにだけ存在する行 | |
modifiedファイルにだけ存在する行 | |
何らかの変更があった行 | なにか変更があった行 |
--- original.txt 2005-07-20 16:43:24.000000000 +0900 +++ modified.txt 2005-07-20 16:43:30.000000000 +0900
1行目と2行目は、比較するファイルの情報である。
--- | 元ファイル |
+++ | 更新ファイル |
「@@ -3,7 +3,7 @@」
3行目は、ファイル中の比較対象となった行の情報である。
「-3,7」 | 「-」が元ファイルを意味し、「3」が位置、「7」が行数
つまり、元ファイルの3行目から7行分を比較 |
「+3,7」 | 「+」が更新ファイルを意味し、「3」が位置、「7」が行数
つまり、更新ファイルの3行目から7行分を比較 |
2つのファイルを比較してその違いを出力する。 両方のファイルに存在する行 -originalファイルにだけ存在する行 <- 元ファイルから削除された行 +modifiedファイルにだけ存在する行 <- 元ファイルに追加された行 -何らかの変更があった行 <- 元ファイルから削除された行 +なにか変更があった行 <- 元ファイルに追加された行
unified形式の差分情報は、元ファイルを基準にして追加と削除で表す。
+ | 元ファイルに追加された行 |
- | 元ファイルから削除された行 |
修正や変更があった行も、削除と追加という形で表示される。