FrameMaker原稿をDITAに変換
テーブルコンバータは、XMLのテーブルをDITAのテーブルに変換します。
FrameMakerのXMLは、HTMLに似たCALS形式のテーブルが生成されます。これをWord2DITAでは自動でDITAに変換します。
FrameMakerのテーブル | テーブルのXMLコード |
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![]() |
<Table> <TR> <TH> <P>列結合</P> </TH> </TR> <TR> <TH> <P>行結合</P> </TH> <TD> <P>セル</P> </TD> </TR> <TR> <TD> <P>セル</P> </TD> </TR> |
ワードから出力されたXMLでは、セルの連結に関する情報はありません。そのため、自動的に変換することができないので、後から手作業で入れていきます。ただし、XMLエディタなどで設定するよりもはるかに簡単に属性の設定ができます。
テーブルの属性は、右メニューで入力できます。DITAコードを直接入力するので、XMLエディタよりも手早く作業できます。
テーブルのXMLコード | FmⅡDITAで自動変換されたDITAコード |
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<Table> <TR> <TH> <P>列結合</P> </TH> </TR> <TR> <TH> <P>行結合</P> </TH> <TD> <P>セル</P> </TD> </TR> <TR> <TD> <P>セル</P> </TD> </TR> |
<table frame="all" rowsep="1" colsep="1" id=" " > <tgroup cols="2"> <colspec colname="c1" colnum="1" colwidth="1.0*"/> <colspec colname="c2" colnum="2" colwidth="1.0*"/> <thead> <row> <entry> 列結合 </entry> </row> </thead> <tbody> <row> <entry> 行結合 </entry> <entry> セル </entry> </row> <row> <entry> セル </entry> </row> </tbody> </tgroup> </table> |
FrameMakerでXMLに変換したテーブルのサンプルです。FrameMakerでは、列の結合や行の結合に関する情報も含まれます。それに基づいて、自動でDITAコードに変換します。そのため、ワード版で必要であった手作業は不要になります。