ワード原稿をDITAに変換
XMLで保存したワード原稿をXMLクリーナで処理し、タイトル、パラグラフ、リストなどの要素を選択してDITAの各要素に変換してCMSに入力します。
これまでのコピーペーストに代わって、WordⅡDITAを使用して各要素を逐次DITAに変換しながらCMSに入力します。
WordⅡDITAにXMLクリーナで処理したXMLファイルを読み込ませます。このXMLで、<H2>と<p>を選択します。
右クリックでメニューを出し、「Topic」を選びます。
トピックのタイトルと本文が変換されて出力されます。タイトルの文字列はペーストボードに入っています。
DITA CMSに戻り(この例ではoXygen)、ファイルメニューの「新規作成」を選びます。
新規作成するファイルで「DITA」-「Topic」を選びます。
タイトルにペーストボードに入っているトピックのタイトルをペーストします。
XMLエディタで「作成」ボタンを押すと、タイトルの入ったトピックが生成されます。
WordⅡDITAに戻り、本文のパラグラフをコピーします。
タグの領域を指定することなく、[Select All and Copy]ボタンを押すと、変換されたパラグラフがペーストボードに入ります。
右クリック-[特別な貼り付け] -[XMLとして貼り付け]を選択してペーストします。
エディタの標準画面は[作者]ですが、ここで[テキスト]画面にすると、DITAコードを直接編集できます。ここでは、パラグラフを単純にコピーするだけで済みます。
これで、トピックが1つ完成します。
XMLで、リストに該当する<L>から</L>を選択します。
右クリックでメニュー[L->ul]を選びます。
選択部分がDITAに変換されて表示され、同時にペーストボードに入力されます。これをそのままDITA CMSに入力します。
これでリストが生成されました。